50歳、バツイチ、独身、天涯孤独、債務整理中。
まあ書き出しから終わってる感じがするだろうな。かといって否定もしないけど、でも俺はちゃんと今ここにいる。
「6億」の話
ロク、という名前の由来は6億だよ。お金の6億。
正確には6億3000万円。俺が21歳のとき、叔父の会社が抱えた負債の額だ。
でそれを抱えたまま叔父の会社が倒産したんだよな。
問題は、俺を育ててくれたじいちゃんがその会社の連帯保証人になってたってこと。そのせいで土地も家屋も全部消えた。一夜にして。全部なくなった。そのタイミングで一家離散。俺はそこで天涯孤独になったんだよ。21歳で。
ちなみに俺は3歳で実の両親を亡くしている。じいちゃんとばあちゃんに引き取られて、戸籍上も養子として育てられた。でもそのばあちゃんには虐待されながら育ったんだよな。まあそういうこともあったから、一家離散してもまあ当然の結果だったよねって感じもある。
だから一家離散した時点で、文字どおり俺の周りには誰もいなくなった。
ホームレスだった
その後、俺はホームレスを経験してんだよね。
詳しいことはいつか書くとして、ただ事実として俺は人間の一番底を身をもって知ってる。そっから建設現場に入って、15年間体を張って働いてた。
元アパレル、元DJ
ここで「は?それって何?」ってなる人が多いと思うんだけど、実は建設業の前、19歳からアパレル業界に7年半いたんだよな。DJもやってた。ヒップホップとかR&Bをかけながら、パンクもラウドロックも好きで。音楽のカルチャーがすごい好きで、ファッションも同時に好きになって。服も音楽も、今でも俺の軸にちゃんとある。
まあそんな人間が、どこでどう転んで建設業界に入って行ったのか。人生は本当に読めないよな。
バツイチになった
その後マッチングアプリで出会った人と結婚した。43歳のとき。で、結局離婚した。
ちなみに薄毛は離婚の原因じゃないからな。まあそれはいいとして。
バツイチになって気づいたのは、俺はやっぱり一人が好きな人間なんだなっていうこと。だからずっと結婚もしなかったんだなって。社交性がないわけじゃないんだよ、むしろコミュ力は高いってよく言われる。ただ本当はもともと、一人でいる方が気楽で落ち着く人間なのかな。
でも母性っていうものを知らないから、寂しがり屋でもあったりするんだよな。我ながらめんどくさい人間だと思う。
オタクになった
離婚した後に付き合った年下の彼女がいて、その子と一緒にいるうちに、ずっと自分の中で眠ってたものがむくむくと表に出てきたんだよな。
もともと自分の中にそういう気質はあったんだと思う。ただこそこそ隠してた。建設現場の野郎たちの前でアニメの話をするっていう空気でもなかったし、そういう自分に蓋をして生きてきた。でもその彼女が蓋を開けてくれた。この年になって、そういうのを表に出す恥ずかしさみたいのが逆に消えた感じ。
リコリスリコイル、鬼滅の刃(推しは富岡義勇)、薬屋のひとりごと、ブラックラグーン。今はプライズフィギュアやガチャガチャを集めてる。50歳目前のおっさんが。


なぜ「孤独のカート」を始めたのか
どん底みたいなところを知ってる人間って、変なところで目が肥えてたりするんだよな。
「これがいいですよ」ってポンと出されたものを、素直に信じなくなった。自分で確かめて、確認しないと腑に落ちないんだよ。そういう疑問の目を持つ人間が、気づいたら出来上がっててさ。信じてたものが目の前から消えていくとか、積み上げたものが崩れるっていうのを経験したことで、そうなったんだよな。
いいものは本当にいいって言う。よくないと思ったら普通に「よくなくね?」って言う。別に好き勝手言ってくれていいけど、俺は誰かの意見に合わせて変えたりしない。俺基準で考える。
元職人、元DJ、今おっさん。
6億の倒産から天涯孤独になった男が、50歳でまた何か始めようとしてる。15年やった建設もやめて、また何もない状態にしてみてさ、そこから50歳の人間に何ができるか、ちょっと挑戦してみたくなったんだよね。
別にたらたら自分の人生を書くブログじゃないよ。そういう俺が世の中にあるものを見て、自分なりのジャッジをつけて、みんなの役に立つものを紹介したい。孤独な俺のカートに入ったものを、みんなにも共有しようって、それが孤独のカートっていうブログの名前の由来だから。
まあそんな感じで、よろしく頼むね。
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